Home
Profile
Pict
Novel
Link
更新履歴
Guestbook
Mail
Home
Profile
Pict
Novel
Link
更新履歴
Guestbook
Mail
まるで、ボタンを掛け違えたように。
手のひらに落ちてくる小さな花びら。
はらはらと。
誰かの涙のように。
僕には見えたんだ。
それが桜の木の花びらだと分かったのは数分後のことで。
嗚呼…ここは枢木神社だったな…と。
そうだ。
僕は、俺は、たった今、誤解され、傷つけた。
彼を。
ルルーシュを…。
いつでも、俺は無力なんだと自覚する。
一番守りたくて、守れなくて。
一番傷付けたい、傷付けたくない人…。
どうしてかな。
自分はいつも空回りして、思い通りにいったことがない気がする。
誰よりも。
彼よりも 彼のことを 思っているのに…。
<<
Novel top
Home
>>
トップへ戻る
閉じる