君のための…番外編

 

 

>>コンビニにて………





「いらっしゃいませー………「ルルーシュせ~んぱいVvご機嫌いかがぁ?」


「………………………」

(びっびっくりして一瞬息が止まるかと思った。)


「も~しも~し。先輩??」

「………聞こえている!静かにしていろ!」


そう言ってルルーシュはレジから陳列棚の在庫確認へと代わり、処分品の一部をジノに渡した。

「後で食わせてやるから持っていろ」

「はーい!」

小学生のような返事を返し、おとなしく待つことにしたジノは雑誌コーナーへと足を運ぶ。
特に興味のあるものはなかったが、その辺はなにも考えずに漫画をペラペラ………。
すると、ガラス越しに表の通りに見知った人影を二人確認できた。

コンビニを出てその人影を追うとやはりいた。
茶色とピンクの髪の毛が可愛い二人。

「おーい!スザクにアーニャ!」


「あっ騒がしいやつが来ちゃったね」
「そうね」




「???二人で出掛けるなんて珍しいじゃん!何してるんだぁ?」


「ないしょ。君こそどうして彼のコンビニなんかにいるんだ…」
「ルルーシュ独り占めはダメ…」

「別に深い意味は……;;「ジノ!遅れてすまない!」


「「「ルルーシュ(先輩)!!」」」


「なんだ。どうした皆揃って…」





嗚呼眩しいよ!!
さらさらの黒髪に紫の瞳。
透き通るような白い柔肌!
息が少し上がった感じも肌が紅潮していて色っぽい!!


「……………スザク………変態は頭の中だけにしてくれ。全部筒抜けだ。」

「えええ!」


「じゃあ帰ろうっか♪先輩♪」

「そうだな」








「僕らもついて行こうか♪」

「そうする」

 

 

>>ルルーシュ宅。


「「「おじゃましま~すっ!」」」

「なんでスザクまで居るんだ?」
「えっ何ルルーシュ。アーニャは良くて僕は駄目なんだ?酷いな。そんなに僕嫌われてるのかな」

「違う、間違ってるぞ。問題はそこじゃない。何故、俺の了承を得ずにお前らが部屋に居るかだ。ジノとは前から約束をしているから仕方ないとして…」

「えーーー。」
「だめ…?」
「そんなしおらしくしても駄目だっ!///」

「・・・・・(しゅん)」
「アーニャ…そんなに気を落とすなよ…」


「・・・・////その・・・なんだ。夕飯ぐらいなら作ってやらんことも無いが・・・///」

「「いいの?!」」


ぱぁぁぁぁぁぁぁぁ!!


流石ロリコンだね!!


「聞こえているぞ」

「ヤバっ」




「じゃぁ4人で夕飯!!決まりだね☆」
「そういうことだな」
「うん!」
「楽しみにしてる」←ブログに「今から未開の地へ乗り込むんだぜ☆(*^□^*)後で写メアプする~ww」と書いてある。





その日は結局お泊り会になったとか。