貴方の顔が見たいから
貴方をいつも感じていたいから
私は今日も貴方に逢いに行く…
たくさんの真っ赤な薔薇と
貴方の好きな甘いお菓子
両手にもって 貴方を訪ねる
今日もまた変わりの無いよう祈りつつ…
自然に鼓動が早くなる
顔には出さない それがモットー
玄関でガチャリと音が鳴る
「はいはい。今開けますよっと…。お前…バラ好きだなぁ~…;;」
「ええ。ですから貴方にもと思いましてね。それと…」
「ん?」
「どうでもいいんですが、中に入れてもらいませんか。」
「入るつもりかよ!」
「ダメですか?」
「そう言いながら強引に入ってるのは何処のどいつだ!!」
怒鳴りながらも完全には拒否はしない。
それは、私のことを少しは好きでいてくれていると思ってもいいですよね?
「はい。この前訪問した時に好きだと言っていたので…」
「!!おっお前!!(泣)」
「泣くほど好きですか?」
「うんうんVvVvありがとう~~~Vv」
貴方の喜ぶ姿を想いながら買ったケーキ。
この世のものとは思えないほど幸せそうに食べるのだと…
貴方のためなら例え死ねと言われてもやり遂げてしまいたくなるほど
私は貴方を欲している
-----------------------------------08/04/06製作*08/08/16UP